「ひとり旅に憧れはあるけれど、宿選びが不安で踏み出せない」、「若い頃の旅とは違って、もう無理はしたくない」50代60代でひとり旅を考え始めた女性から、よく聞く声です。
実は、ひとり旅の満足度を大きく左右するのは、観光地よりも宿選び。特に初めてのひとり旅では、宿が合わないだけで「もう懲り懲り」となってしまうことも少なくありません。
そこで、大人女性がひとり旅を楽しむために押さえておきたい「宿選びの3つの鉄則」を、初心者目線でわかりやすくまとめました。
鉄則①「立地」は“便利すぎる”くらいでちょうどいい

若い頃は、多少駅から遠くても「雰囲気がいいから」と選べた宿。でもアラ還世代のひとり旅では、その考えは少し見直した方が良いかもしれません。
立地選びのポイントは以下の3点です。
• 駅から徒歩5〜10分以内
• 主要観光地へのアクセスがシンプル
• 夜でも人通りがある場所
「観光地の中心から少し離れているけれど、静かで風情がある宿」は魅力的に見えます。
ただひとり旅の場合、暗い夜道や荷物を持っての移動は想像以上にストレスです。ひとりだとタクシーの利用も割高に感じてしまうことでしょう。
初めてのひとり旅では、「便利すぎるかな?」と思うくらいがベスト。移動の不安が減るだけで、旅全体の気持ちがぐっと楽になります。
鉄則②「一人客に慣れている宿」を選ぶ

実はここが、初心者さんが一番見落としがちなポイントです。同じ宿でも「一人客が多い宿」と「家族・カップル向けの宿」では、居心地がまったく違います。
宿を選ぶ際、次のような点に注意してみましょう。
• 「おひとり様歓迎」「女性のひとり旅におすすめ」と明記されているか
• 口コミに「一人でも気兼ねなく過ごせた」という声が多いか
• 食事が個別席、または部屋食が選べるか
特に食事は大切です。大広間でグループ客に囲まれると落ち着かず、ゆっくり食事を楽しめません。
「誰にも気をつかわず、自分のペースで過ごせる」この感覚を大切にできる宿は、ひとり旅の満足度を大きく引き上げてくれます。
鉄則③「安さ」よりも「安心・快適」を優先する

ひとり旅だと、どうしても「一人なのにこの値段は高いかな」と感じてしまうことがあります。でも、大人女性のひとり旅では宿は“節約ポイント”にしないのが正解です。
値段だけで判断するのではなく、以下の点も必ずチェックしましょう。
• 清掃が行き届いているか
• 寝具やお風呂が快適そうか
• フロントやスタッフの対応に関する口コミ
体力の回復が追いつかない年代だからこそ、「よく眠れる」「お風呂でしっかり疲れが取れる」ことはとても大切です。
一泊の快適さが、翌日の行動力と気分を左右します。結果的に「またひとり旅したい」と思えるかどうかも宿次第と言えるのです。
それでも迷ったら「最初は温泉地・小規模宿」がおすすめ
もし「まだ不安が残る」という場合は、以下の条件を満たす宿から始めてみてください。
• 温泉地(宿で完結できる)
• 客室数が少なめ
• 食事付きプランがある
観光を詰め込まなくても、「宿でゆっくりするだけで満足できる」旅は、ひとり旅初心者の成功体験になりやすいです。
宿選びを抑えれば、ひとり旅も怖くない
大人女性のひとり旅は、「頑張る旅」ではなく「自分を大切にする旅」。その土台になるのが、今回ご紹介した3つの鉄則です。
1. 立地は便利さ最優先
2. 一人客に慣れている宿を選ぶ
3. 安さより安心・快適さを重視する
この3つを意識するだけで、ひとり旅は「不安」から「楽しみ」へと変わります。
次の旅は、ぜひ自分が安心できる宿から選んでみてください。きっと、「また行こう」と思える一歩になります。